銀ブラの本当の意味とは?ブラジルコーヒー説の嘘と大正発祥の歴史
実際に現在の銀座で充実した時間を過ごすための、おすすめ散策モデルコースを紹介する。
まずは土日祝日に開催される銀座通り歩行者天国(ホコ天)を体感することからスタートしたい。1970年(昭和45年)に始まったこの歩行者天国は、銀座1丁目から8丁目までの目抜き通り約1.1kmが完全に歩行者へ開放される特別な空間だ。車道の中央から銀座和光の時計塔を見上げる開放感は、銀座散策ならではの醍醐味といえる。
散策の途中で取り入れたいのが、歴史ある銀座カフェ巡りである。前述のカフェーパウリスタで伝統のブレンドをいただくのはもちろん、「トリコロール本店」の手動回転ドアをくぐって名物のエクレアとカフェオレを楽しむのも心地よい。あるいは「カフェ・ド・ランブル」で熟成豆のネルドリップコーヒーを味わい、昭和の珈琲職人たちの情熱に思いを馳せるのも贅沢なひとときだ。
ショッピングやカフェの合間には、GINZA SIXの屋上庭園(GINZA SIX ガーデン)に立ち寄り、地上約56メートルから銀座の街並みを一望するルートがおすすめだ。老舗の風格と近未来的な都市空間が無理なく調和したコースを歩くことで、銀座という街の重層的な歴史を五感で実感できるはずだ。