メガロドンに圧倒!埼玉県立自然の博物館の見どころと混雑攻略【2026】
埼玉県立自然の博物館がこれほど多くの来館者を惹きつける最大の理由は、エントランスホールに入った瞬間に視界へ飛び込んでくる超巨大ザメ「メガロドン」の実物大復元模型です。およそ1500万年前の埼玉の海を泳いでいたとされるこの怪物の復元サイズは全長約12メートル。大きく開かれた顎の模型には大人でもすっぽり入れるほどの広さがあり、鋭利な歯のレプリカとともに絶好のフォトスポットとなっています。
そして学術的にも世界レベルの価値を誇るのが、太古の絶滅哺乳類「パレオパラドキシア」の全身骨格化石です。「パレオパラドキシア(古の不可解なもの)」の名が示す通り、カバに似た特異な骨格構造を持ち、長年その生態が謎に包まれてきました。秩父盆地(古秩父湾)から産出した化石群は国の天然記念物「古秩父湾堆積層及び海棲同類化石群」に指定されており、教科書レベルの貴重な実物標本を間近でじっくり観察できる贅沢な環境が整っています。
「海なし県」として知られる埼玉県が、はるか昔は豊かな命が息づく深い海底だったという劇的な地史のロマンを、圧倒的なビジュアルと確かな学術標本で体感できる点こそが、世代を超えて支持される最大の理由です。