インド新幹線はいつ開業?ムンバイ〜アーメダバード計画の現在と真相

インド新幹線はいつ開業?ムンバイ〜アーメダバード計画の現在と真相の詳細について、最新情報を詳しくお届けします。

土木技術の観点から世界的な注目を集めているのが、ムンバイ側で進められている海底トンネル工事です。ムンバイの地下駅BKCからターネーに至る約21kmの地下・トンネル区間のうち、約7kmは「ターネー湾」の海底を通る構造となっています。

インドの鉄道史上初となるシールドマシンによる大深度海底掘削は、複雑な地質と高水圧に阻まれる超高難度の難工事です。ここには日本のシールドトンネル技術と安全管理の粋が投入されており、慎重かつダイナミックな掘進が続けられています。地上部の環境負荷を最小限に抑えつつ都市部へ滑り込むこのアプローチこそ、日本が培ってきた都市型新幹線建設の真骨頂と言えます。

そして、この線路を駆ける車両には、JR東日本の東北新幹線で実績を誇るE5系新幹線導入が決定しています。ただし、日本の仕様をそのまま持ち込むわけではありません。インド特有の猛烈な熱波や微細な粉塵に耐えうる強力な空調・防塵システムの強化、さらには多様な乗客ニーズに合わせた車内設備のローカライズなど、過酷な現地環境に最適化された特別設計が施されています。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。