激動の原油安から解き明かすガソリン価格の過去推移と最新補助金

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当時のエネルギー市場を振り返る上で不可欠なのが、グローバルな一次産品市場における相場変動である。特にWTI原油先物価格は、2014年半ばの1バレル=100ドル超という高水準から急降下を始め、2015年には時折40ドルを割り込む水準まで暴落した。この世界的な原油安の直撃を受けた国内市場では、店頭におけるレギュラーガソリン価格も前代未聞の下げ幅を記録することになる。

資源エネルギー庁 石油製品価格調査のデータを紐解くと、年頭に1リットルあたり140円台半ばまで下落していた価格は、春先に一旦140円台後半へ持ち直したものの、秋口から再び下げ足を速めた。年末には120円台前半にまで落ち込み、年間を通じて30円以上もの価格下落が観察された。この乱高下の様子は連日のように日本経済新聞などの経済紙面を賑わせ、夕方のテレビ報道やNHK NEWS WEBでも「ガソリン値下がり、ドライバーには恵みの雨」として大きく取り上げられた。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。