クビアカツヤカミキリ懸賞金の真相|1匹いくら?自治体の条件と注意点
正しい駆除を行うためには、在来種の無害な昆虫と誤認しないための識別眼と、樹木被害の早期兆候を見逃さない知識が不可欠です。
成虫は体長がおよそ2.5cm〜4cm程度。最大の特徴は、「胸部(首の周り)が鮮やかな赤色」で、「頭部・翅・腹部・脚は光沢のある艶やかな黒色」をしている点です。全体が黒地に白い斑点模様を持つ在来種の「ゴマダラカミキリ」や、大型で茶褐色の「シロスジカミキリ」とは色彩が明確に異なります。また、触角はオスの方が体長より明らかに長く、メスは体長と同程度です。
成虫が活動するのは主に6月上旬から8月下旬の気温が高い時期で、日中に木の幹や太い枝を活発に歩き回ります。刺激を受けると首の付け根をこすり合わせて「ギイギイ」と威嚇音を出し、独特の柑橘類のような強い芳香を放つのも特徴です。
そして成虫以上に警戒すべきサインが、「フラス」と呼ばれる幼虫の排泄物です。
幼虫が幹の内部を食べ進むと、樹皮の隙間や脱出孔から「木くずとフンが混ざり合った排出物」を大量に外へ押し出します。このフラスは、かりんとう状や細いうどん状、あるいはミンチ肉のような独特の形状をしており、木の根元や幹の窪みに山盛りに堆積します。春先(4月頃)から秋口(10月頃)にかけて樹木の根元に新しいフラスが散らばっている場合、その木は高確率でクビアカツヤカミキリの幼虫に寄生されています。