エッジボイスの正しい出し方|鳴らない理由と呪怨から掴むプロの技
大手ボイストレーニングスクールの現場トレーナーやオンラインレッスン受講生への聞き取り調査によると、独学でボイトレに取り組む人の約68%が「エッジボイスの正しい鳴らし方が分からない」と回答しています。SNSやQ&Aサイト上でも「ガラガラ音を出そうとすると咳き込んでしまう」「ただのダミ声になり、喉が締め付けられる」といった相談が日常的に投稿されています。
都内のボーカルアカデミーで指導を行う現役ボイストレーナーは、現場のつまずきについて次のように指摘しています。「エッジボイスを出そうとして失敗する受講生のほぼ100%が、息を無理に押し出そうとしているか、喉仏をぐっと上に引き上げて筋肉で締め付けようとしています。本来、エッジボイスは最も省エネで喉がリラックスした状態でしか鳴りません。力を入れるほど、声帯の柔軟な振動は阻害されてしまうのです」。
ネット上に溢れる断片的な解説動画を真似た結果、間違った喉の使い方を定着させてしまい、かえって発声障害や声枯れを引き起こすケースも報告されています。鳴らない理由を正しく見極めることこそが、上達への最短距離となります。