鎌倉殿の13人キャスト網羅!小栗旬ら豪華陣の配役裏側と相関図

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三谷幸喜による配役の妙は、放映当時から大きな話題を呼んだ。従来の歴史像にとらわれない人物造形こそが、本作の真骨頂だ。大泉洋を源頼朝に起用した意図について、三谷は「恐ろしさとユーモアを同居させられる唯一無二の役者」と語る。冷酷無比な政治判断を下す一方で、どこか憎めない人間味を漂わせる頼朝像は、大泉の演技力があってこそ結実したものだった。

また、小栗旬に対する全幅の信頼も特筆すべき点だ。若き日の純朴な青年期から、数々の背信と暗殺に手を染め、冷酷な顔つきへと変わっていく義時。小栗は声のトーンや立ち振る舞い、果ては眼光の深さまで徐々に変化させ、権力の魔力に呑み込まれていく男の孤独を見事に体現した。さらに、かつてない存在感を放った暗殺者・善児役に梶原善を据えるなど、劇団時代からの信頼関係に裏打ちされた三谷ならではの役者配置が、物語に底知れぬ深みと緊張感をもたらしていた。

松本 悠斗

松本 悠斗

サステナビリティ研究家

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。