小田急線の要所が魅せる大化けの予兆――2026年、伊勢原駅が登山客と都心移住者の両方を惹きつける真の理由
北口が観光と山へのアプローチを担う一方で、南口は明確に「生活と医療」の顔を持つ。神奈川県央部の高度医療を支える東海大学医学部付属病院への直通バスが頻繁に発着し、高齢者や通院患者にとっての生命線として機能している。
駅周辺のバリアフリー化はここ数年で一気に加速した。段差の解消はもちろん、多世代が安心して歩ける歩行空間の再整備が進み、単なる「駅前広場」を超えた福祉的インフラとしての性格を強めている。医療従事者や大学関係者が多く居住していることも、駅周辺の治安の良さと落ち着いた街並みの維持に一役買っている。