「ブックオフなのに本ねーじゃん」は現実だった?令和の店舗変貌と、本を売らない古本屋の生存戦略

「ブックオフなのに本ねーじゃん」は現実だった?令和の店舗変貌と、本を売らない古本屋の生存戦略とはどのようなものなのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。

もちろん、すべての店舗から本が消えたわけではない。しかし、そこには徹底したデータ管理による「棚の最適化」が存在する。売れない本を長期間陳列しておくスペースの余裕は、今のリテール業界にはない。

需要予測システムにより、回転率の低い書籍は容赦なく在庫から外され、オンラインストア「ブックオフオンライン」へと集約される。店舗は「今すぐ売れる本」だけを厳選して並べるため、結果として全体の書籍棚の面積が縮小し、消費者の目には「本が減った」と映るのだ。

加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。