正六位とはどのくらいすごい?叙位基準や公務員の役職・恩典の真相を徹底解説

正六位とはどのくらいすごい?叙位基準や公務員の役職・恩典の真相を徹底解説に関する質問を丁寧にまとめました。詳細な解説をご覧ください。

位階制度を調べる中で最も多くの人が疑問を抱くのが、「正六位」と一つ下の「従六位(じゅろくい)」の差です。位階令の序列上は隣り合う一階位の違いに過ぎませんが、公務員の現場組織においては極めて厚い組織の壁が存在します。

最大の違いは、「最終ポストが組織のトップ・課長職以上であったか、補佐役にとどまったか」という点です。

たとえば教育公務員の場合、小中学校の教頭で退官した場合は原則として「従六位(瑞宝単光章〜双光章)」が基準となりますが、校長に昇任して一定期間学校を率いた実績があれば「正六位」へ引き上げられます。警察官組織でも同様に、現場の主力捜査を指揮する「警部」で退職した功労者は従六位となるケースが多く、そこからさらに選考を突破して「警視」に昇任した実績を持つ幹部が正六位の対象となります。

公務員組織における1階級の昇任は、数百人から数千人の同期や後輩の中から選抜される過酷な競争の結果です。その昇任の積み重ねが、死没時の国家評価において「正」と「従」の差として厳然と記録されることになります。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。