「尊師の空中浮遊」写真の真相とは?跳躍トリックと信者が騙された理由
問題の写真は、1985年にオカルト情報誌『ムー』に掲載されたことで一躍世間の注目を集めました。写真に写っていたのは、あぐら(結跏趺坐)の姿勢を保ったまま、畳から数十センチほど完全に身体を浮かかせている麻原彰晃の姿です。
当時の日本は、1970年代から続くスプーン曲げブームやノストラダムスの大予言などに端を発するオカルト・精神世界ブームの過熱期にありました。科学万能主義への反発や将来への漠然とした不安を抱えていた若者たちにとって、「修行によって人間は超能力を獲得できる」と視覚的に訴えかける写真は、強烈なインパクトをもたらしたのです。
教団はこの写真を「最終解脱の証拠」として大々的に宣伝し、信者獲得のための最強の広告塔として利用していきました。