トラックタイヤの段減りは放置厳禁!異音の真相とプロ直伝の対策を徹底解説
Q1:すでに激しい段減りになって異音・振動が出ています。ローテーションで元に戻りますか?
A1:段差が数ミリ以上に達して激しい振動が出ている重度の段減りは、ローテーションを行っても完全には修正できません。ただし、タイヤの回転方向を逆にして後軸などに移動させれば、ある程度の摩耗平滑化と振動軽減が期待できます。トレッドにひび割れやワイヤーの露出が見られる場合は、安全のため即座に新品タイヤへの交換を行ってください。
Q2:大型トラックのタイヤ寿命(走行距離)の一般的な目安はどのくらいですか?
A2:運行条件や路面状況によりますが、適切な空気圧管理と定期的なローテーションを行っている大型トラックの場合、一般的に15万〜20万km程度が新品タイヤの寿命目安となります。メンテナンスを怠って段減りや片減りを放置した場合は、10万km未満で溝が偏って使用限界(スリップサイン露出)に達してしまいます。
Q3:段減りしているタイヤのままで車検に通ることはできますか?
A3:保安基準では「トレッドの溝の深さが全周のいずれの場所においても1.6mm以上(小型トラック等の場合は一部基準が異なる)あること」および「コード層が露出するような亀裂・偏摩耗がないこと」が定められています。段減りによってブロックの一部でも1.6mm未満に達している場合や、ワイヤーが見えている場合は車検不適合となります。