絶品トロトロ!なすのグラタン人気レシピとプロ直伝失敗ゼロの裏技
料理界を牽引するトップランナーたちの手法を紐解くと、それぞれの美学が見えてくる。
料理研究家の栗原はるみ氏が提案するスタイルは、素材の旨味を素直に引き立てる優しさと繊細さが特徴だ。NHK『きょうの料理』などでも長年親しまれてきた彼女の哲学は、ソースと具材のバランスにある。丁寧にとったダシや優しい味わいのソースを合わせることで、家族誰もが毎日でも食べたくなるような家庭料理の最高峰へと昇華させている。
一方で「伝説の家政婦」として知られるタサン志麻氏のアプローチは、フレンチの正統な技術をベースにした大胆かつ合理的なものだ。茄子の皮目に細かく包丁を入れて油の通りを良くし、強火で表面を香ばしく焼き上げる。素材の甘みを極限まで凝縮させてからソースと合わせる技術は、まさに圧巻の一言。二人のアプローチは手法こそ違えど、素材への深い理解という共通項で結ばれている。