「お酒でトイレが近い人は強い」は嘘?科学が明かす驚きの体質差
結論から申し上げますと、「お酒を飲んでトイレが近くなる人は酒が強い」という説は医学的に否定されています。
飲み会などで「お酒をたくさん飲んでも顔色一つ変えず、何度もトイレに行って延々と飲み続ける人」を見かけるため、排尿が早い人ほどアルコールをどんどん体外へ出せる強い体質だと思われがちです。しかし、トイレに行く頻度が高いことと、肝臓でアルコールを分解する処理能力の高さは、人体においてまったく別のシステムとして機能しています。
実際には、お酒に強い人であっても弱い人であっても、アルコールを摂取すれば等しく利尿作用が働きます。「トイレが近いから酒豪である」という因果関係は成り立たず、むしろ単に水分の摂取スピードが早いか、膀胱の知覚がアルコール刺激に敏感に反応しているだけであるケースがほとんどです。