『耳をすませば』天沢聖司の声優は高橋一生!14歳声変わりの奇跡
映画『耳をすませば』のエンドロールに流れる「天沢聖司 高橋一生」のクレジットを見て、驚きを隠せなかった人も多いはずです。収録当時、高橋一生さんは14歳の中学3年生でした。
すでに劇団に入団して子役としてのキャリアをスタートさせていた高橋さんですが、ジブリ作品という日本屈指のビッグタイトルへの抜擢は大きな転機となりました。主人公・月島雫役を務めた本名陽子さん(当時16歳)の瑞々しい演技とともに、思春期特有の少し背伸びした少年の心情を見事に表現。爽やかでありながらどこか大人びたトーンは、観る者を引き込んで離さない唯一無二の魅力を放ちました。
プロの声優ではなく、同世代の少年少女を起用することで生まれるリアリティを重視した近藤喜文監督や宮崎駿プロデューサーの狙いは、見事に的中したと言えます。