ポケカのサイズは何Mm?遊戯王との違いと失敗しない二重スリーブ術
カードサイズへの無理解は、スリーブ選びだけでなく「長期保管」や「フリマ取引の発送事故」においても甚大な金銭的損害をもたらします。見落とされがちな3つの落とし穴を検証します。
1. マグネットローダーの「ポイント(pt)表記」の罠
コレクション用ケースの定番であるマグネットローダー(マグホ)には、「35pt」「55pt」「100pt」といった厚み表記が存在します。この「pt(ポイント)」はカードの厚み(1pt=約0.0254mm)を指しており、ポケカの厚み(約0.3mm)に対して最適なのは「35pt(約0.9mm幅溝)」です。大は小を兼ねると考えて75ptや100ptを購入してしまうと、内部でカードがカタカタと暴れ、搬送時の衝撃でカードの四隅が押し潰される致命的な損傷につながります。
2. ストレージボックスの「内寸幅」とスリーブ化後の肥大化
大量のカードを整理するストレージボックスを購入する際、「カード幅63mmだから幅70mmのボックスで余裕」と判断するのは危険です。二重スリーブを装着したカードは外寸が横70mm×縦95mm近くまで肥大化します。内寸幅が70mm未満の安価な紙製ストレージや100均ケースに詰め込むと、スリーブの左右の圧着部が押し曲げられ、大切なデッキ全体に回復不能な反り癖がついてしまいます。ストレージボックスは「内寸幅75mm以上」を確保している製品を選ばなければなりません。
3. フリマ発送(ネコポス・ゆうパケット)における梱包寸法トラップ
メルカリやスニーカーダンクなどの二次流通でポケカを発送する際、最も利用される「ネコポス」や「ゆうパケット」には厚さ3cm以内という厳密なサイズ制限があります。カードを保護するあまり、過剰な段ボール補強や過度なエアキャップ巻きを行うと、郵便局やヤマト運輸の営業所計測で3cmをわずか1mm超過し、返送や配送料金の跳ね上がり(宅急便サイズへの自動変更)を招きます。
発送時の鉄則は「カードをインナースリーブ+硬質トップローダーに入れ、チャック付きビニール袋で防水処理を施した上で、厚さ2cm前後の専用段ボール資材に固定すること」です。これにより、配送中の折れ・濡れを完璧に防ぎつつ、厚み制限を安全にクリアできます。