きのこたけのこ戦争に終止符?公式選挙結果と売上データから徹底解剖
選挙の熱狂とは別に、冷徹な経済指標である「実売データ」は何を物語っているのでしょうか。スーパーマーケットやコンビニエンスストアのPOSデータを追跡すると、選挙結果とはまた異なる確固たる現実が浮かび上がってきます。
流通経済研究所の日経POSセレクションや各小売チェーンの定点観測データによると、年間売上金額ベースでは「たけのこの里」が「きのこの山」を常時リードしています。市場シェアの比率はおおむね「たけのこの里 60%:きのこの山 40%」前後で推移しており、日常的な購買行動においてはたけのこ派が堅調な強さを維持しています。
このデータが示す重要なインサイトは、「実利(購買量)のたけのこ党」と「情熱(団結力)のきのこ党」という構図です。コンビニの棚で無意識にカゴへ入れられる頻度ではたけのこが勝る一方、組織票を集める選挙やネット上の発言力においては、劣勢を自覚するきのこ党のほうが強固な忠誠心を発揮する傾向が見受けられます。