バレーボールの背番号の意味とは?4番エースの謎と最新規定を徹底解説

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4番が攻撃の要であるならば、「1番」は組織の精神的支柱です。学生バレーボールにおいて、登録メンバー表の最上段に記される1番には、ほぼ例外なく「主将」の二文字が添えられます。これは大会エントリー時の書類作成において、主将を先頭に記載し、その番号をそのまま背負わせるという事務的・規律的慣行が数十年にわたり受け継がれてきたためです。

しかし、Vリーグや世界各国のトップリーグ、オリンピックなどの国際大会に目を転じると、主将が必ずしも1番をつけているわけではありません。そこで重要になるのが、ユニフォームの前面、胸番号の下部に引かれた「一本のアンダーライン(横線)」です。

公益財団法人日本バレーボール協会(JVA)および国際バレーボール連盟(FIVB)の公認競技規則において、このラインは極めて重要な法規的役割を担っています。

表示要素公式規則上の規格・定義競技上の役割・権限編集部の着眼点胸番号下のアンダーライン幅2cm、長さ8cm以上(文字と同色または明確に対比する色)チームキャプテンの識別標章背番号が何番であっても、この線がある選手が公式な代表権者となる。ゲームキャプテン標章主将がベンチに退く際、副主将等の胸番号下へ一時適用(または記録席へ通告)主審に対する公式な質問権、判定確認権の行使ルール上、主審に説明を求められるのはコート上のゲームキャプテン1名のみ。リベロの主将規定(改正後)近年の国際ルール改定により、リベロもチーム主将・ゲーム主将に就任可能コート外へ頻繁に出入りするため、ベンチ時は他選手へ権限委譲従来の「リベロ主将禁止」条項が撤廃され、背番号の運用の幅が広がった。

バレーボールの試合中、審判のジャッジに対して疑問が生じた際、抗議や確認を行う権利(質問権)は監督にはありません。唯一その権利を行使できるのが「ゲームキャプテン」です。胸番号の下にアンダーラインが引かれている選手のみが主審の元へ歩み寄ることを許されており、審判団にとっても瞬時に主将を判別するための不可欠なマークとなっています。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。