揚げるだけは損!とんかつ用豚肉を極上に柔らかくする裏技と神レシピ
Q1:赤身と脂身の境目を切る「筋切り」は、表と裏の両面から行う必要がありますか?
A1:肉の厚みが1.5cm以上ある場合は、両面から切り込みを入れるのが理想的です。片面だけだと反対側の筋膜が収縮して肉が反り返る原因になります。表側を斜め45度で切ったら、裏側は逆向きの斜め45度で互い違いに刃を入れると、肉の形を崩さずに筋だけを確実に断ち切ることができます。
Q2:パサつきやすいヒレ肉をとんかつ以外で柔らかく食べるおすすめの調理法は?
A2:一口大のメダリオン状(厚さ2cm程度の輪切り)にカットし、表面に軽く塩コショウと小麦粉をまぶして、バターを熱したフライパンで両面を1分半ずつサッと焼き上げる「ピカタ」や「一口ソテー」がおすすめです。火を通しすぎず、中心がほんのりロゼ色(余熱で完全に白くなる直前)で火から下ろすのがしっとり仕上げる秘訣です。
Q3:下味冷凍したとんかつ用肉は、解凍せずに凍ったままフライパンで焼いても大丈夫ですか?
A3:凍ったまま焼くのは避けてください。厚みがあるため、外側が真っ黒に焦げても中心部は凍ったままという致命的な焼きムラが生じます。必ず冷蔵室で半日かけて解凍するか、急ぎの場合はジッパー袋のままボウルに張り巡らせた氷水に浸けて解凍(約30分)してから調理してください。
Q4:豚肉の生焼けが心配で、どうしても火を通しすぎてしまいます。安全かつ柔らかい見極め方はありますか?
A4:竹串や爪楊枝を肉の最も厚い部分に刺し、5秒ほど置いてから引き抜いて下唇に当ててみてください。「熱い」と感じる温度(約65℃以上)になっていれば中心まで加熱できています。また、刺した穴から溢れ出る肉汁が「濁りのない透明」であれば安全に火が通っている証拠です。赤やピンクの濁った肉汁が出る場合は、フタをしてさらに1分ほど弱火で加熱してください。