全身麻酔の尿道カテーテルは痛い?女性の手術不安を解消する全知識

全身麻酔の尿道カテーテルは痛い?女性の手術不安を解消する全知識の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

「尿道に管を通す」と聞くと激痛を想像しがちですが、男女の解剖学的構造の違いを知ることで不安は大幅に軽減されます。男性の尿道がS字状にカーブを描き16〜20cmほどの長さがあるのに対し、女性の尿道は約3〜4cmと非常に短く直線的です。管が通過する距離が極めて短いため、構造的に挿入や抜去の抵抗が少ないのが特徴です。

カテーテルの先端には「バルーン」と呼ばれる小さな風船が付いており、膀胱内で滅菌蒸留水を注入して膨らませることで管が自然に抜け落ちない仕組みになっています。抜去時には、まずシリンジ(注射器)を使ってこのバルーンの水を完全に抜き、風船を萎ませてから引き抜きます。

管を抜く瞬間は病室で意識がある状態で行われますが、痛みの強さは「一瞬、ツンとした刺激や引っ張られる感覚がある程度」と表現する患者が大多数を占めます。息を止めて身体を強張らせると尿道括約筋が締まり違和感が増すため、看護師の「息をゆっくり吐いてください」という合図に合わせて脱力することが、スムーズに処置を終える最大のポイントです。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。