パトレイバー伝説の立ち食いそば裏話!押井守のこだわりと聖地巡礼
1980年代後半、ロボットアニメ界に大きな変革をもたらしたクリエイター集団が、ゆうきまさみや出渕裕、伊藤和典、高田明美、押井守らで結成されたHEADGEARである。彼らが生み出した『機動警察パトレイバー』は、近未来の東京を舞台にしつつも、警察機構のリアルな日常と官僚組織の哀楽を描き出した。
一般的なヒーローアニメであれば、パイロットたちの食卓にはハイテクな未来食やスタイリッシュなカフェ飯が並ぶかもしれない。しかし、警視庁警備部特車二課の面々が足を運ぶのは、埋立地のプレハブ近くや高架下のアヤシゲな屋台だ。この地に足のついた「食」の描写こそが、架空の警察ドラマに圧倒的な説得力を与えている。