市販ペットボトルの水に潜む微粒子!体内蓄積の実態と安全対策
これらの微粒子は、一体どこから水の中へ混入するのか。水源の汚染だけが原因ではない。最大の発生源の一つは、皮肉にも容器そのものだ。
ボトル本体に使われるポリエチレンテレフタレート(PET)や、キャップに多用されるポリプロピレン、ポリエチレン。製造ラインでの成形工程はもちろんのこと、消費者がキャップを握って「キュッ」とひねるその瞬間、スクリュー部分の摩擦によって肉眼では捉えられない破片が削り落とされ、水中に直接落下している。
物理的な衝撃や温度変化も劣化に拍車をかける。輸送時の振動、直射日光が当たる自販機や車内での放置。熱と圧力に晒されたポリマー鎖は脆くなり、微小な破片となって飲料水へと溶け出していく。便利さを追求して生まれた軽量パッケージは、その構造的宿命として、微細な破片を放出し続けている。