名門「青短」はなぜ消えたのか?青山学院女子短大の閉校理由と跡地の今
青山学院女子短期大学の創立は1950年に遡ります。戦後の学制改革の中で設立されて以来、キリスト教信仰に基づくリベラルアーツ教育と高度な実学を融合させ、東京・青山という情報発信地から数多くの優秀な女性を世に送り出してきました。
特に1980年代から1990年代にかけての青山学院短期大学の歴史と評判は圧倒的でした。当時の受験界において、国文学科、英文学科、教養学科(のちの現代教養学科)、人間社会学科、子ども学科といった主要学科の偏差値推移は軒並み60〜65超を記録。「MARCHクラスの4年制大学に合格しても青短を選ぶ」という受験生が珍しくないほど、ブランド価値は極めて高い水準にありました。
流行の発信地である表参道を行き交う洗練された学生たちの姿は「青短生」としてメディアでも度々特集され、単なる教育機関の枠を超えて時代のカルチャーアイコンとしての役割も果たしていたのです。