ひし美ゆり子の現在と伝説の軌跡|アンヌ隊員の美貌から家族の今
1947年6月10日生まれ、東京都出身のひし美ゆり子は、1965年に東宝ニューフェイス(第6期オール東宝ニュータレント)として芸能界入りを果たしました。同期には錚々たる俳優たちが名を連ねる中、映画の端役を経て『ウルトラセブン』でブレイクを果たします。
セブン終了後は、子ども向け番組のイメージにとどまることなく、東映の「ピンキー・バイオレンス」路線や日活ロマンポルノ、テレビドラマ『プレイガール』など、刺激的でハードボイルドな作品にも果敢に挑戦しました。大胆な役柄も厭わないプロフェッショナルな姿勢と大人の色香を発揮し、女優としての演技の幅を大きく広げていきます。
単なる「特撮ヒロイン」の枠に安住せず、激動の昭和カルチャーを体当たりで駆け抜けたそのキャリアは、後年のエッセイ執筆やコラムニストとしての切れ味鋭い文章力にも結実しています。