心室期外収縮とは?動悸・脈が飛ぶ感覚の正体と最新治療まで医師が徹底解説

心室期外収縮とは?動悸・脈が飛ぶ感覚の正体と最新治療まで医師が徹底解説についての真相をご紹介します。

ネット上の体験談や、実際に受診した患者の声を検証すると、いくつかの共通パターンが浮かび上がります。30代女性のケースでは、「会議中に突然ドキッとして、その後脈が飛ぶ感覚が続いた。動悸が怖くて夜も眠れず、心臓の病気を疑って救急外来を受診した」という声がありました。検査の結果、24時間で2,000発程度の心室期外収縮が確認されましたが、心エコーで心機能は正常。β遮断薬の少量投与とカフェイン制限で、3か月後には自覚症状がほぼ消失しています。 一方、50代男性の事例では、「健診で引っかかったが症状がなかったので2年間放置。久しぶりに検査したら心機能が落ちており、カテーテルアブレーションを受けることになった」という経過も報告されています。このように、症状の有無だけでは重症度を判断できない点が、この不整脈の最大の落とし穴と言えます。 また、SNSやQ&Aサイトでは「心室期外収縮は自然消滅する?」という質問も頻出します。自然に消える(=頻度が減少して症状が目立たなくなる)ケースは確かにあります。特に特発性で若年者の場合、生活習慣改善やストレス軽減により自覚症状が緩和することは珍しくありません。しかし、心機能低下を伴う高頻度の心室期外収縮が自然治癒する可能性は低く、定期的な再評価が必須です。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。