動物の細胞と植物の細胞、見逃せない決定的な5つの違いとは?
ここからは実践編。入試で差がつく「覚え方」と「ゴロ合わせ」を紹介する。ただし、語呂だけに頼るのは危険。語呂で骨組みを作り、その上に理由の理解を肉付けするのが正しい学習法だ。
■ 植物細胞だけにある構造の覚え方
植物細胞特有の構造は「細胞壁・葉緑体・大きな液胞」の3点セット。これをゴロで覚えるなら——
「植物は、緑の壁に大入り(おおいり)」
→ 「緑(葉緑体)」「壁(細胞壁)」「大入り=大きな液胞」。やや強引だが、インパクト重視で記憶に残りやすい。あるいは「ショクブツは、ヘキ・ヨウ・エキ」と頭文字で「壁・葉・液」と唱える方法も塾講師の間では定番だ。
■ 動物細胞だけにある構造の覚え方
動物細胞特有の構造は「中心体」。これを含めて動物の特徴をまとめるなら——
「動物は、中(ちゅう)心(しん)に柔(じゅう)軟(なん)性(せい)」
→ 「中心体」「柔軟性(細胞壁がない)」。動物細胞の本質を一言で表せるので、記述問題のキーワードにも使える。
■ 細胞分裂の違いを押さえる
高校生物で頻出の「動物型分裂」と「植物型分裂」の違いも、ゴロで整理しておきたい。動物細胞は細胞膜がくびれて分裂するのに対し、植物細胞は細胞板を形成して分裂する。覚え方は——
「動物はくびれ、植物は板」
→ これだけで両者の分裂様式の違いを一言で答えられる。難関大の二次試験でも、この一文が書けるかどうかで部分点が変わる。