夜中の怪音「キューキュー」の正体は?ハクビシンの鳴き声と撃退法
ハクビシンは完全な夜行性の哺乳類であり、日没後から深夜、明け方(23時〜翌朝4時頃)にかけて最も活発に活動します。屋根裏や天井裏をねぐらや繁殖場所に選ぶケースが多く、真夜中に独特の鳴き声を響かせます。
鳴き声のバリエーションは状況によって明確に分かれます。平常時や母子がコミュニケーションを取っている場面では、小鳥や子猫の甘えた声を思わせる「キューキュー」「クルルル」「クピクピ」といった高めの声を出します。特に4月から7月にかけての繁殖期には、生まれたばかりの赤ちゃん(幼獣)が母乳をねだる連続的な鳴き声が天井裏から漏れ聞こえてくる例が多発します。
一方、外敵を察知した際や仲間同士で激しい縄張り争いを起こしている場面では、一転して「シャーッ!」「ガァーッ」「キーッ!」という激越な威嚇音を発します。威嚇音は猫のケンカや大型鳥類の叫び声にも似ており、静まり返った室内では強い圧迫感と恐怖感を伴って響き渡ります。