シティサイクルとは?ママチャリとの違いや通勤通学の選び方を徹底解説

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自転車選びにおいて最も混乱を招きやすいのが、「シティサイクル」「ママチャリ」「軽快車」という呼称の境界線です。日本の道路運送車両法やJIS規格(JIS D 9111)の分類において、日常生活用の自転車は総称して「実用車・一般用自転車(軽快車)」に位置づけられています。その中で、フレームの形状やハンドル形状によって実質的なタイプ分けがなされています。

一般的に「ママチャリ(婦人車・ファミリーサイクル)」と呼ばれるモデルは、跨ぎやすいようにフレームが下方向に湾曲した「U型」や「低床型」を採用し、手前に曲がったセミアップハンドル(カモメ型)が備わっています。上半身が完全に起きたアップライトな姿勢で乗れるため、スカートを履いた状態や荷物を多く積んだ状態でも低速で安定して走れる反面、ペダルに体重を乗せにくく、スピードを出して巡航するのには向きません。

これに対し、狭義の「シティサイクル(オールラウンダー型・スタッガード型)」は、横一文字のストレートハンドル(フラットバー)と、直線を基調とした剛性の高いフレームを採用しています。乗車姿勢がやや前傾になるため、脚の力を効率よくペダルへ伝達でき、時速15〜20km前後の速度域を楽に維持できるのが決定的な構造上の違いです。

広義ではママチャリも含めて街乗り自転車全般をシティサイクルと呼ぶケースもありますが、実店舗やカタログスペックにおいて「シティサイクル」と明記されている車種は、より男性・学生・ビジネスパーソンの通勤通学に適したスポーティな軽快車を指すのが業界標準となっています。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。