熱海で本当に買うべき名物は?駅直結スイーツから隠れた老舗まで

熱海で本当に買うべき名物は?駅直結スイーツから隠れた老舗までについて押さえておきたい 事実を分かりやすく解説いたします。

熱海の菓子文化を語る上で、歴史の深さを外すことはできない。遡れば慶長9年、天下人である徳川家康が熱海の湯を江戸城へと運ばせた「御汲湯」の時代から、この湯治場には多くの人々が集まり、もてなしの甘味が磨かれてきた。

明治期に入ると文豪たちもこの地を愛した。尾崎紅葉の名作『金色夜叉』の舞台として熱海海岸が全国に知れ渡ると、湯治客向けの和菓子需要は一気に爆発する。老舗の店頭に並ぶ羊羹や最中、蒸したての温泉饅頭には、長い歳月をかけて職人が継承してきた技術が息づく。甘さ控えめで小豆本来の風味を引き立てる製法は、時代が変わっても色褪せない本物の風格を漂わせている。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。