伝説のホラー『13日の金曜日』開発裏側とジェイソン復活の全貌
作品の命運を決定づけた最大の事件。それは、映画第1作の監督であるショーン・S・カニンガムと、脚本家ビクター・ミラーの間で勃発した原案の著作権を巡る泥沼の法廷闘争だった。この泥沼劇は、ゲームの新規コンテンツ開発を即座に凍結させるという最悪の事態を引き起こした。
この裁判劇がゲーム開発業界に与えたインパクトは絶大だった。どれほどゲーム開発者が情熱を傾け、コミュニティが熱狂していようとも、半世紀前の映像作品にまつわる法的権利の争いによって、ライブサービス型ゲームの命脈が容易に断たれてしまう。この凄惨な前例は、IPを活用したゲーム制作におけるライセンス契約のリスク管理という大きな課題を、業界全体に痛烈に突きつけることとなった。