ブラジレイロ・セリエB徹底解剖!過酷な昇格争いと日本視聴法
ブラジル全国選手権セリエBの順位争いが他国の2部リーグと決定的に異なるのは、「一発勝負の自動昇格・自動降格枠がそれぞれ4枠存在する」という極端な構造にあります。全38節のホーム&アウェー方式で行われるリーグ戦において、1位から4位までの上位グループ(通称G-4)に入れば無条件でセリエAへの切符を手にできます。しかし、欧州主要リーグのような昇格プレーオフは存在せず、シーズン最終節の勝ち点1差がクラブの命運を冷酷に分けます。
一方で、下位4クラブ(通称Z-4)は問答無用で全国選手権3部にあたるセリエCへと転落します。ブラジルサッカー2部降格枠の重圧は凄まじく、一度セリエCに落ちてしまえば放映権料やクラブ予算は激減し、破綻の危機に直面するクラブも少なくありません。ブラジレイロ・セリエB順位表を追う際、中位(5位〜16位)の勝ち点差が極めて詰まった状態で終盤戦に突入するため、毎節のように順位が乱高下するスリリングな展開が日常茶飯事となっています。
近年のサントスFCセリエB動向を見ても明らかなように、名門であっても地方アウェーの劣悪なピッチ環境や猛烈な肉弾戦に苦しめられます。伝統のプライドを捨てて泥臭く勝ち点を拾い集めたチームだけが、光り輝くブラジル2部リーグ昇格争いを勝ち抜くことができるのです。