愛犬にオレンジは危険?獣医師が教える正しい与え方と誤食時の対処法
柑橘類の皮や葉、茎などに多く含まれる有機化合物「ソラレン」は、犬にとって特に危険な成分の一つです。ソラレンには光毒性があり、摂取したり皮膚に触れたりすると、紫外線の影響で皮膚炎や強い流涎(よだれ)、嘔吐、下痢といった中毒症状を引き起こす恐れがあります。
加えて、オレンジの種や皮は非常に消化が悪く、小型犬の場合は腸管に詰まって腸閉塞を引き起こす事故も報告されています。さらに、柑橘類の皮には精油成分であるリモネンも含まれており、これが皮膚や粘膜に刺激を与えるケースも珍しくありません。愛犬の健康を守るためには、果皮を完全に隔離し、誤ってゴミ箱から漁らないよう厳重に管理することが重要です。