2026年、素通りは絶対もったいない!一ノ関駅から始まる岩手・南部の極上絶景と進化系「餅グルメ」完全ルポ

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一ノ関を語る上で絶対に外せないのが、対照的な魅力を持つふたつの名勝だ。

まずは駅からバスで約20分の「厳美渓(げんびけい)」。エメラルドグリーンの濁流が奇岩を削り取るダイナミックな景観は圧巻の一言。名物の「郭公(かっこう)だんご」は、籠にお金を入れて木槌を鳴らすと対岸からロープを伝って団子が飛んでくるシュールかつ愛らしい演出で今も国内外の旅行者を魅了し続けている。2026年の今シーズンは、渓谷沿いの遊歩道に新しい展望デッキが新設され、より安全に、そして至近距離で豪快な水しぶきを体感できるようになった。

一方で、駅からJR大船渡線や路線バスでアクセスできる「猊鼻渓(げいびけい)」は、静寂と情緒の世界だ。高さ100メートルを超える断崖絶壁に囲まれた川を、船頭が一本の竹棹(たけざお)だけで操る木舟に乗って往復する。船頭が唄う「げいび追分」の切ない声が岩肌に木霊する瞬間、誰もが言葉を失う。最近では電動アシスト付きE-bikeを駅前でレンタルし、風を切りながら両渓谷を回遊するスタイルが20代〜40代を中心に大ヒット中だ。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

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