「辟易とする」の本当の意味とは?うんざりとの違いや語源・誤用を徹底解説
Q1:「辟易とする」と「辟易する」はどちらが正しい日本語ですか?
A1:文法的にはどちらも正しく使われています。「辟易する」はサ変動詞としての標準的な形であり、「辟易とする」は副詞的なニュアンスを含めてその状態を叙述する表現です。日常会話や小説などでは「辟易としている」という形も広く定着しています。
Q2:「辟易」を目上の人に「辟易させられました」と使うのは敬語として成立しますか?
A2:敬語の形(受身・使役)をとっていても不適切です。「辟易」には「相手のせいでひどく困惑した、嫌気がさした」という不満が含まれるため、目上の人物に対して使うと批判的な態度と受け取られます。ビジネスでは「大変勉強になりました」「至らぬ点があり苦慮いたしました」など、別の角の立たない言葉を選びましょう。
Q3:「辟易」の「易」は「やさしい」という意味ですか?
A3:「易」には「平易(やさしい)」という意味もありますが、辟易における「易」は「変易(かわる・あらためる)」の意味を持ちます。避けて場所を変える、境界を変えて後退するという動作に由来しています。