魔女の宅急便の歌と主題歌の真相!ユーミン起用理由と名曲の全貌

魔女の宅急便の歌と主題歌の真相!ユーミン起用理由と名曲の全貌に関する深掘り記事をまとめてご紹介します。最新情報を求める方は必見です。

半世紀近くにわたり語り継がれる名作だけに、インターネット上やファンの間では楽曲に関する様々な言説が飛び交っています。公式発表資料や音源のクレジット情報を基に、よくある誤解の真相を検証します。

誤解1:主題歌2曲はジブリ映画のために新録音されたのか?

【真相:オリジナルアルバム収録の原盤マスターが使用されている】
「映画のためにユーミンが歌い直したのでは?」という疑問が度々散見されますが、劇中で使用されたのは基本的に1970年代に録音されたオリジナル音源です。ただし、『やさしさに包まれたなら』に関しては、1974年の「シングルバージョン」ではなく、キャラメル・ママがバックバンドを務めたアルバム『MISSLIM』収録の「アルバムバージョン」が選ばれています。シングル版に比べてベースラインが豊かで、松任谷正隆氏によるストリングスアレンジが映画的な広がりに適していたためです。

誤解2:コーラスに山下達郎が参加しているのは都市伝説?

【真相:都市伝説ではなく公式クレジットに記載された確定事実】
『ルージュの伝言』のバックコーラスには、若き日の山下達郎、大貫妙子、吉田美奈子、伊集加代子といった、日本のシティポップ/ニューミュージック史の頂点に君臨するミュージシャンたちが結集しています。山下達郎氏の完璧なドゥーワップ・コーラスとシャッフルビートが、1989年のアニメーション映像に古びないモダンな躍動感を与えている事実は、音楽関係者の間でも語り草となっています。

誤解3:海外英語版ではユーミンの曲がカットされている?

【真相:北米ディズニー公開版では差し替えられた過去がある】
1998年にウォルト・ディズニー・スタジオが配給した北米版英語吹き替え版(キキ役:キルスティン・ダンスト)では、オープニングがシドニー・フォレストの『Soaring』、エンディングが『I'm Gonna Fly』という英語のポップスに差し替えられました。当時のアメリカの子供向けマーケティングに合わせた改変でしたが、ジブリ本来の美意識を愛する海外ファンからの抗議を受け、2010年以降の再発盤ではオリジナルの荒井由実版に戻された経緯があります。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。