ブリーチなしダブルカラーの色落ちはなぜ早い?美容師が明かす真相と延命策
2026年のサロンシーンでは、プレックス系トリートメント成分を抱き込んだ高明度・微アルカリ剤の開発が劇的に進んだ。髪のケラチン結合を補強しながら、ブリーチを使わずとも13〜14レベル近くまで毛髪をリフトできる薬剤が次々と現場に投入されている。
しかし、いくら薬剤が進化しても毛髪科学の基本原則は覆らない。脱色剤(ブリーチ)を用いない限り、黒髪が持つユウメラニン(黒〜褐色)を完全に分解することは不可能だ。つまり、退色後に「白っぽいベージュ」や「濁りのないミルクティー」が残ることは構造上あり得ない。ブリーチなしダブルカラーの色落ちは、必然的に「オレンジっぽさ」または「黄褐色」への回帰となる。これを許容できるかどうかが、施術後の満足度を分ける最大の境界線だ。