咳が止まる?「ヴェポラップを足の裏に塗る」海外発の奇妙な裏ワザが日本でも大流行する理由と、医師が明かす意外な真実
では、なぜ「足の裏」なのでしょうか。解剖学的に見ると、足の裏は体の中で最も皮膚が厚い部位の一つですが、同時に非常に多くの神経末梢が集まっている場所でもあります。東洋医学でいう「反射区(ツボ)」が集まる場所としても知られています。
一部の研究者や支持者が唱える仮説によれば、ヴェポラップに含まれる有効成分(メントール、樟脳、ユーカリ油など)が足の裏の感覚神経を刺激し、それが脳や自律神経を介して気管支の緊張を和らげるのではないか、と言われています。足の裏に塗った成分が血管を通じて全身を巡るという説もありますが、これについては皮膚吸収のスピードから考えて、即座に咳を止めるほどの血中濃度に達するとは考えにくいというのが一般的な見方です。