月3万の副業は本当にバレない?年36万円の落とし穴と安全な税金対策

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会社員が副業を勤務先に知られる経路として、全体の8割以上を占めるとされるのが「特別徴収住民税通知の経緯」に起因するものです。本人がどれほど職場で口を閉ざしていても、行政の公的ルーティンによって自動的に知れ渡る仕組みが存在します。

会社員の住民税は通常、勤務先が毎月の給与から天引きして市区町村に納入する「特別徴収」という制度が取られています。毎年5月から6月にかけて、各自治体の課税課から企業の人事・経理部門宛てに「給与所得等に係る市民税・県民税 特別徴収税額の決定通知書」が送付されます。この通知書には、社員一人ひとりの前年の総所得金額と、それに基づいて算出された年間の住民税額が明記されています。

ここで、副業月3万バレる理由が浮き彫りになります。年間の副業所得が36万円加算されると、自治体はその合計所得から住民税(標準税率10%)を計算します。その結果、本業の給与水準が同額である同僚と比較して、住民税額が年間約3万6,000円(月額約3,000円)高く記載された通知書が会社に届きます。経理担当者が給与計算ソフトにデータを打ち込む際、「この社員はうちの給与しか支払っていないはずなのに、なぜか住民税の税額控除前の金額が不自然に高い」という違和感を抱き、副業の存在が明るみに出るのです。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。