歯のブリッジとは?削ると寿命が縮む噂の真相と後悔しない選択術
Q1:前歯をブリッジにする場合、保険と自費で見た目はどれくらい違いますか?
A1:保険適用の前歯ブリッジ(硬質レジン前装冠)も装着直後は白く仕上がりますが、プラスチック素材のため2〜3年で唾液や飲食物の着色により黄色く変色してきます。また、裏面に金属を使用するため、歯茎との境目に黒いラインが見えたり、光の透過性がなくマットな不自然さが出やすい特徴があります。一方、自由診療のセラミックやジルコニアは天然歯特有の透明感を再現でき、何年経っても変色せず、生体親和性が高いため歯茎の黒ずみも起こりません。
Q2:ブリッジの土台になった歯の寿命を迎えたら、次はどんな治療になりますか?
A2:土台の歯が折れたり重度の虫歯で抜歯となった場合、欠損の幅が広がるため、さらにその外側の歯を削って4本〜5本連結の大型ブリッジを架け直すか、部分入れ歯、あるいは複数本のインプラント埋入へ移行することになります。ただし、支台歯が連続して失われるとブリッジ自体の適応が難しくなり、最終的に広範囲な入れ歯や大規模なインプラント治療を余儀なくされるケースが一般的です。
Q3:ブリッジを入れた直後に水がしみたり、噛むと違和感があるのは異常ですか?
A3:神経が残っている歯を削ってブリッジを入れた場合、セメントの刺激や金属の熱伝導により、装着後数週間から1ヶ月程度は冷たい水にしみることがあります。これは歯の内部に「第二象牙質」という防御壁が作られるにつれて自然に落ち着くことが多い現象です。ただし、噛んだ瞬間に激痛が走る場合や、何もしなくてもズキズキ痛む場合は、噛み合わせの高さの不一致や神経の急性炎症が疑われるため、直ちに主治医による咬合調整を受ける必要があります。