【2026年最新】大相撲の八百長関与力士一覧!処分の全貌と現在の活動
2011年の事件は突発的に生じたものではなく、角界に何十年もくすぶり続けていた構造的問題が噴出した結果でした。その前史を語る上で欠かせないのが、元小結・板井圭介(いたい・けいすけ)による一連の内部告発です。
板井は現役引退後の2000年、日本外国特派員協会での記者会見や著書を通じて、自身が関与した八百長工作の実態、いわゆる「中日(8日目)までの勝ち越し工作」や「星の貸し借りシステム」を赤裸々に暴露しました。当時、日本相撲協会は八百長の存在を公式に全面否定し、疑惑を報じた出版社などを相手取って名誉毀損訴訟を起こし、裁判では協会側が勝訴を収めていました。
しかし、2011年に春日錦らの携帯電話メールから発覚した星の売買の手口や価格帯は、かつて板井が告発していた証言内容と驚くほど符号していました。土俵上のガチンコ勝負を尊ぶファンに与えた失望は計り知れず、角界が長年目を背けてきた体質への批判が一気に噴き出すこととなったのです。