神に呼ばれた者しか辿り着けない?奈良・玉置神社の秘められた真実
この神社の歴史は極めて古い。紀元前37年、第10代の崇神天皇が王城悪魔退散と国泰民安を祈願し、社殿を創建したと伝えられている。太古の昔から、この地は国家の平穏を祈る最も重要な聖域とみなされていたのだ。
さらに平安時代に入ると、修験道の開祖として知られる役小角がこの大峰山系に入山し、厳しい修行を重ねた。山岳信仰の拠点としての格が定まり、役小角の足跡を追う修験者たちが命がけで峰々を渡り歩いた。厳しい大自然そのものを神体と仰ぐ原始的な自然信仰の形が、今なお境内の隅々にまで息づいている。