なぜ今熊野観音寺は頭痛封じで名高いのか?紅葉と御朱印の最新ガイド
今熊野観音寺の境内は、自然豊かな谷あいの地形を生かした立体的な配置が特徴です。参拝の導入部となるのが、今熊野川の清流に架けられた朱塗りの「鳥居橋(とりいばし)」です。俗界と聖域を分かつこの橋を渡ると、一気に空気が澄みわたり、深い緑と凛とした静けさに包まれます。
緩やかな参道を進んだ先には、本堂へと続くもうひとつの朱塗りの橋「医王橋(いおうばし)」が架かっています。この橋を渡り石段を上がると、本尊の十一面観音を安置する荘厳な本堂が姿を現します。
本堂の背後には、弘法大師像を祀る大師堂や、弘法大師が錫杖で地面を突いて湧き出させたという伝説が残る「五智水(ごちすい)」、さらには朱色が鮮やかな「医王塔(多宝塔)」が緑の木々に映え、訪れる人々に心洗われる時間をもたらします。