利尻・礼文島にヒグマはいる?海を渡った真相と現在の登山安全対策

利尻・礼文島にヒグマはいる?海を渡った真相と現在の登山安全対策の重要なポイントについて、分かりやすい解説を詳しくお届けします。

全国に大きな衝撃を与えたのが、2018年5月30日に報じられた利尻島へのヒグマ上陸でした。利尻島でヒグマの足跡や姿が確認されたのは、1912年(大正元年)以来実に106年ぶりの記録となったのです。

北海道本土(稚内市や天塩町・サロベツ原野方面)から利尻島までは、最短でも約20キロメートルもの日本海が広がっています。「ヒグマがそんな長距離の海を泳げるのか」と世間を驚かせましたが、ヒグマは元来非常に優れた遊泳能力を持つ動物です。

この北海道離島ヒグマ海を渡る経緯について専門家は、春先に越冬穴から出てきた若いオスグマが、本土側で成獣のオスに縄張りを追われ、新たな生息地やエサを求めて海に飛び込んだ可能性が高いと分析しています。潮の流れに乗って西へ泳ぎ続けた結果、海上にそびえ立つ利尻富士(利尻山)を目指して上陸に至ったと推測されています。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。