任天堂ハードの伝説的設計者・岡田悟が語る「携帯ゲーム機激動の時代」と2026年に響く次世代開発思想
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時代が2000年代へと移り変わる中、次世代携帯機の開発は大きな局面を迎えていた。当時の社長であった故・山内溥氏からの「画面を2つにできないか」という唐突な提案に対し、開発現場には戸惑いが広がったという。技術的な複雑さが増すだけでなく、開発コストや重量の増加が懸念されたからだ。
この難題を現実の製品へと昇華させた立役者が、当時の開発責任者だった。上下2画面の配置、下画面へのタッチパネル搭載、そしてスタイラスペンによる操作感。これらを一つの筐体に収め、従来のゲームファンだけでなくライト層まで巻き込む一大ブームを作り上げた。DSの成功は、同社の経営構造をも劇的に変えた。