家族の最適解か、ライバル追撃の布石か?2026年「トヨタ シエンタ」がコンパクトミニバン市場で選ばれ続ける本音の理由
購入検討者が最も頭を悩ませるのが、2列シート仕様(5人乗り)と3列シート仕様(6・7人乗り)のどちらを選ぶかという問題だ。メーカーの想定を超えて、実は2列シートモデルの需要が非常に高い点がこの車の面白さでもある。2列シート車は後席を倒すことでフラットで広大な荷室空間が出現し、キャンプギアの積載や車中泊、さらには自転車のそのまま積み込みまで難なくこなす。
一方で、3列シートモデルは「いざという時に親世代や子どもの友達を乗せられる」という安心感が最大の強みだ。サードシートはセカンドシートの下にすっきりと格納できるダイブイン機構を採用しているため、普段は広々としたラゲッジスペースとして活用できる。普段の乗車人数と、年に数回発生するサードシートの必要性を天秤にかけ、自身のライフスタイルを冷静に見極めることが後悔しない車選びの鉄則だ。