犬が毛をむしる原因と病気のサイン|自傷行為を止める正しい対策法
Q1:犬が毛をむしるのを今すぐその場で止めさせる応急処置はありますか?
A1:大声で制止するのではなく、お気に入りのおもちゃの音を鳴らしたり、「おすわり」「待て」などの日常的な指示を出したりして、犬の意識を患部から別の行動へ逸らしてください。患部を冷やした清潔な濡れタオルで軽く冷やすことも、痒みや炎症の興奮を一時的に和らげる応急処置として有効です。
Q2:市販の人間用かゆみ止め軟膏や消毒液を塗っても大丈夫ですか?
A2:絶対に塗布してはいけません。人間用の外用薬にはメントールやステロイド、犬が舐めると中毒を引き起こす成分が含まれている場合が多くあります。また、消毒液は傷ついた皮膚の正常な細胞まで破壊し、治癒を大幅に遅らせます。患部は水道水で軽く流す程度に留め、速やかに獣医師の診察を受けてください。
Q3:毛をむしりすぎてハゲてしまった部分は、治療すれば元通りに生えてきますか?
A3:根本的な原因(アレルギーやストレス)を取り除き、感染症をコントロールできれば、多くの場合は数ヶ月で被毛が再生します。ただし、長期間にわたって毛根組織を深く傷つけたり、皮膚が瘢痕化(ケロイド化)したりしている場合は、一部が薄毛のまま残ることもあります。元の毛並みを取り戻すためにも、早期の治療介入が極めて重要です。