『Gantz』大阪編最強の男・岡八郎!100点7回クリアの真実と裏設定
『GANTZ』に登場する大阪チームのキャラクターたちは、実は関西の演芸文化や吉本興業に所属する実在の芸人たちがモチーフとなっている。岡八郎というキャラクター名も、かつて吉本新喜劇の看板スターとして一世を風靡した昭和の大爆笑王、岡八郎(後に岡八朗に改名)氏へのオマージュである。「くっそー!」「スキがあったらかかってきなさい」といったギャグで一時代を築いた伝説の芸人だ。
一見すると、お笑い界のレジェンドのネーミングと、SFアクションにおける殺戮兵器のような最強戦士という設定には巨大なギャップが存在する。しかし、この滑稽さと冷徹な残酷さのアンバランスこそが、原作者・奥浩哉の計算し尽くされた演出だ。コメディ的なルーツを持ちながらも、作中では一切のユーモアを排した冷酷非道な戦士として描くことで、キャラクターの異質さと狂気がよりいっそう際立つ結果となった。