カンジダ後の性交渉はいつから?再発とピンポン感染を防ぐ完治基準
ネット上の相談掲示板やSNS、婦人科クリニックの問診票には、パートナーとの関係性に配慮するあまり無理を重ねてしまった女性たちの痛切な声が溢れています。
「付き合い始めたばかりの彼氏に『もう治った?』と聞かれ、嫌われたくなくてかゆみが引いた3日後に応じてしまった。挿入直後から焼けるような激痛が走り、翌朝には黄色っぽいおりものと激しい腫れで歩行困難に。結局、治療がさらに3週間延びてしまい、嘘をついた後ろめたさで精神的にもボロボロになりました」(20代後半・IT企業勤務女性の手記より)
このようなケースは決して珍しくありません。治療中の性行為による悪化リスクは単なる再発にとどまらず、傷口からの二次細菌感染(細菌性腟症など)を併発させ、慢性的な外陰部痛症(外陰痛)へと移行してしまう危険性すら孕んでいます。
さらに見過ごせないのが、ピンポン感染の予防と真相です。カンジダは厳密には性感染症(STI)ではなく、体調不良や抗生剤の内服などで自己の常在菌バランスが崩れた際に発症する「日和見感染症」ですが、性交渉を介して相手に菌を受け渡し、治った頃に再び相手から菌をもらい受けるピンポン感染は確実に起こります。
特にコンドームによる予防効果について、「ゴムをつけていれば大丈夫」と過信しているカップルが目立ちます。コンドームは精液の直接流入や腟壁への直接摩擦を一定程度緩和するものの、外陰部同士の皮膚接触や、コンドームで覆われていない根元部分への菌の付着までは防げません。完治前の性行為においては、コンドームの有無に関わらず感染リスクを排除できないのが現場の真実です。