金刀比羅宮参拝の極意: 地元民が選ぶ本当に喜ばれるお土産お菓子
こんぴらさんの菓子文化は、江戸時代中期の「こんぴら参り」ブームとともに花開いた。当時、庶民にとって伊勢参りと並ぶ一生に一度の大旅行だったこんぴら参り。讃岐街道を歩いた参拝者たちは、道中の疲れを癒やすために甘味を求めた。
参道の菓子店は単なる商売ではなく、参拝文化を支える重要な存在だった。石段を登る前に糖分補給をし、参拝後には家族や近所への土産を買い求める。この流れが200年以上続いている。
明治時代に入ると、鉄道の開通により参拝客が急増。各店は競って名物菓子を開発した。この時期に誕生した銘菓の多くが、今も変わらぬ味で愛され続けている。