美輪明宏「愛の讃歌」歌詞の深層|原曲ピアフと越路吹雪版の違いを徹底解剖

美輪明宏「愛の讃歌」歌詞の深層|原曲ピアフと越路吹雪版の違いを徹底解剖の重要ポイントをご紹介します。最新トレンドが詰まっています。

美輪明宏の『愛の讃歌』が国民的な社会現象として再認識されたのが、2014年の『第65回NHK紅白歌合戦』をはじめとする圧巻のステージパフォーマンスでした。

ステージに現れた美輪明宏は、トレードマークであった華やかな金髪や極彩色の衣装を一切脱ぎ捨てていました。黒髪に、装飾を極限まで削ぎ落とした漆黒のロングドレス。舞台照明も一本のピンスポットのみという、NHKホール史上類を見ないミニマリズムの極致でした。

メロディを追うこと以上に、一言ひとことの言葉の重みを客席へ突き刺すような語り口。曲が進むにつれて表情は鬼気迫るものとなり、クライマックスでは天を仰ぎながら魂の絶唱を響かせました。歌い終わった瞬間、会場は一瞬の静寂に包まれ、直後に割れんばかりの拍手が巻き起こりました。SNS上では「歌というより、一本の重厚な演劇を観た」「テレビの前で涙が止まらなかった」と絶賛の声が溢れ返り、歌唱表現の金字塔として歴史に刻まれました。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。